職業紹介優良事業者認定制度とは
職業紹介優良事業者認定制度設置の目的
職業紹介優良事業者認定制度は、法令遵守及び採用・定着/マッチングについて一定の基準を満たした事業者を認定することにより、求職者が安心・安全な事業者を選択し、求人者が取引先選定の基準とすることによって、職業紹介事業の健全な競争と求人者と求職者の適切なマッチングの促進を目的としています。
職業紹介優良事業者認定制度のしくみ
認定を希望する職業紹介事業者の事業について、協議会が認定する審査員による審査(書類審査・実地審査)を行い、その結果について認証委員会・協議会での審議を経て認定付与の可否を決定いたします。
認定を付与された職業紹介事業者には、認定証と認定マークを利用する権利が与えられ、事業運営においてそれらをPRすることで、提供するサービスの品質において非認定事業者との差別化を図ることが出来ます。
認定マークについて
職業紹介優良事業者認定制度の基準に沿って審査を受け、基準をクリアすると、ホームページ等へ、認定マークを掲載し使用することが出来ます。
詳細はこちらをご参照ください。
制度内容の改定について
職業紹介優良事業者認定制度は、直近の職業紹介業界における問題点や法改正を反映すべく、令和4年(2022年)度以前までの旧制度を抜本的に見直し、令和5年(2023年)度より、新制度として再スタートすることとなりました。
旧制度の課題
- 業界の発展や社会の変化に伴い、制度の目的(誰にとってどんな状態を優良とする制度か)が曖昧となってしまったため、認定を取得することのメリットがわかりづらい。
- 職業紹介業界が過去に比べて拡大している現在においては、求人者や求職者から紹介事業者へのご期待は、採用(入社)後の定着/マッチング精度の高さに移行しつつある。
- 申請費用や、審査準備に膨大な工数が必要であることが、紹介事業者にとって取得ハードルが高く、認定を取得する事業者数が増加しない。
主な改変点
- 制度目的の明確化
- 法令は当然遵守される前提としたうえで、採用(入社)後の定着/マッチングを重視した審査基準へ変更
- 実地審査の方法をオンライン化することによって、審査費用と工数を低減
旧制度について
令和4年(2022年)度以前の制度についてはこちらをご参照ください。