制度のあらまし
【職業紹介優良事業者認定制度の趣旨、目的】
国の成長戦略の一環として、平成25年6月に策定された「日本再興戦略」の中で「民間人材ビジネスを最大限に活用する」ことが謳われるなど、民営職業紹介事業に対して大きな期待が寄せられています。
民営職業紹介事業が、労働市場において、国及び関係者の期待に沿って、なお一層の機能を発揮していくためには、それぞれの民営職業紹介事業所が、求人・求職の適正な受理及び適格な職業紹介といった原点に立ちつつ、労働市場の動向、求人者・求職者のニーズを把握し、それらに応えながら健全な事業運営を行っていくことが必要となっています。
このような背景から、優れた職業紹介サービスの提供に取り組み、健全な運営を果たしている民営職業紹介事業所を推奨し、その取組みが他の事業所へ波及することを通じて、その機能がさらに向上していくよう、「職業紹介優良事業者認定制度」が創設される運びとなりました。
【制度のあらまし】
「職業紹介優良事業者認定制度」は、一定の基準を満たした事業者を職業紹介優良事業者として認定する国の委託事業です。 優良な職業紹介事業者を育成し、業界全体の質的向上及び求人者と求職者の適切なマッチングを促進することを狙いとしています。
職業紹介優良事業者認定制度の効果
- 職業紹介事業者は認定を受けることにより、「社会的信用の向上」「経営改善モチベーションアップ」「コンプライアンス意識の強化」等が期待できます。
- 求人者・求職者は、利用する職業紹介事業者を選定する際の一つの目安となります。
- 職業紹介事業のマッチング機能の向上、健全な競争の実現等、業界全体のレベルアップを目指します。